岡山の葡萄全部食べ尽くしコース

葡萄と言うのは、とても楽しい果物だと思います。
粒の色が違う、粒の大きさが違う、香りが違う、そしてもちろん味が違う。
ただ『甘くて美味しい』葡萄を食べるのではなく、岡山の葡萄の『個性』を味わい尽くす、そんなコースをご用意しました。
『ピオーネ』の甘さと酸味の絶妙なバランス。『桃太郎ぶどう』のいくらでも手を伸ばしたくなる爽やかな甘さ。『マスカット・オブ・アレキサンドリア』の高貴極まりない香り。『シャインマスカット』の皮ごと食べれる楽しさと強い甘さ。季節の移り変わりにあわせて個性的な岡山の葡萄をお届けします。
葡萄の個性を愉しむためにはそれぞれの葡萄の個性が引き立つように、心をこめて、手を抜かず、お客様の気持ちを考えた生産者が作ることが大切です。
『岡山果物カタログ』では総社の山下さん。Ｉターンで岡山にやってきた、最初は極早生のピオーネを作っていたのですが「油代も年々あがるし12月から加温なんてしとられへんやん。要するに誰が食っても美味いピオーネ作ったら中元でしっかり売れるんやろ。」とシンプルかつ真理を突いた考えで中元時期のピオーネつくりに大転換。一切の妥協なくピオーネを作り続け『色』『味』『房形』全てにおいて抜群なピオーネを作り続けた結果2011年に矢野賞を受賞した実力派生産者さんです。
赤磐市で真面目で妥協ない果物つくりに励む若手生産者グループ『稚姫の里』の行本さんと釣井さん。
後継者型で農業を継いでピオーネと、そして最近では少なくなってきたマスカット・オブ・アレキサンドリアを作っています。行本さんと釣井さんのマスカットは、そんなに房が大きくありません。粒もどちらかと言えば小さめです。でも、単位面積当たりの房をつける数をずいぶん減らして一房一房に充分栄養が行き届き手もかけられる、昔からこの地域で培われてきた当時の作り方を復活させています。だから昔のように甘さが強くてそしてマスカットの命である香りが強い、まさに昔ながらのマスカットを作っています。
これらの優秀な生産者さんたちに支えられて、個性的で美味い葡萄をお届けします。
季節の流れとともに葡萄の個性を味わいつくす『岡山の葡萄食べ尽くし』。

贅沢な旅に出かけませんか。