9/17 広島県庄原市 (株)トーエイ訪問

『(株)トーエイ』

庄原市の東城町で2店舗のスーパーマーケットを経営するトーエイさんを訪問。
過疎化による人口減と高齢化のダブルパンチで地域衰退待ったなしの東城町(ま東城町に限らず全国の中山間地域はそんな感じですが)、何しろ高齢化率は45%で人口減はここ10年で16%。そこで営業するスーパーマーケットは当然環境厳しいわけで、そこでトーエイの社長の名越さんは『過疎化が進む中山間地域』を『広島県有数の田舎であり農業が盛んな農産物生産基地』と逆手に取って地域商社を事業の大きな柱に育てることを決意。
具体的には今は広島市場と福山市場にトーエイで売る商品を取りに行っている自社便のトラック(もちろん広島と福山までは空荷)に庄原市で計画生産した農産物を広島市と福山市のスーパーマーケットに納品する地域商社になることを計画。
『東城のためになるならわしはヤルで!』と協力してくれる人も多数出てきてなかなか力強いうねりに。

 

その一人が広島県最大の100ヘクタールのキャベツ畑を経営するベジタの谷口社長。
そんなわけで名越社長とベジタの圃場と作業場を見学。1枚1枚の畑はもともとの田んぼをそのまま活用しているのでそれほどの広さではないけど全部まとめると100ヘクタール(1キロメートル×1キロメートルだ)にもなる。
とても売りやすい商材のキャベツを計画的に納品する。すでに何件かは商談に前向き。今年中には広島市と福山市のスーパーマーケットの店頭に東城産のキャベツが安定供給されるはずなのです。