総社もも生産組合

『今井桃里園』作業場 2014年6月10日

生産地訪問 一宮地区 今井さん

岡山を代表する桃の産地 岡山市の一宮地区。
岡山駅から5キロほど北の山の中、山肌一面桃畑のまさに桃の国で桃を生産しているのが今井さん。
もとはお父様が桃を作っていたのだけど残念ながら6年前に他界、以後息子さんと奥様、そして息子さんの若奥様で頑張って桃つくり中。
つうか今井さん亡くなってもう6年かぁ。
病室で桃の時期の前に『ひょうりゅう・・・ひょうりゅう・・・』(弊社の会社名 有限会社 漂流岡山のことです)と奥様に語っていたとか(←実話)、もう責任重大ですよ、わが社は。
あれから6年。建築業から父のあとを継ぐために転職してきた息子さんは、立派な桃生産者になりました。てか『桃つくりはこんなもの』と旧態依然と した変な先入観があるよりも、まっさらな気持ちでお客様の方だけ向いて桃作りをしている方がよっぽど良い桃が作れると思います。いやもうホント、販売して いるものとして実感します。

そんな今井さん。この時期はまだまだ殺人的な忙しさで桃作業に追われているわけではなく、いわば嵐の前の静けさ。天候も虫や病気の被害もいまのところ『まぁだいたいこんなもの』と言うまさに一般的なレベルだそう。
作業場で話を聞いてるんだけど、見回せばけっこう桃作り専用マシーンが揃っている。
芝刈り機、高所作業車、そして真新しい農薬散布車。
この農薬散布車、他の車と違ってキャビンが密閉式。なるほど農薬の散布だから作業する人間に影響がないように密閉式なのか。エアコンも完備でキャビンの中はなかなか快適。しかし恐るべきはそのお値段、600万円強!!
そりゃ普通の車と違ってそうそう売れるもんとは違うとは思うけど、これがレクサスIS-Fスポーツとほぼ同じ値段。やっぱ農業するのはお金がかかるわ。

さて肝心の桃の話。
今井さんは主に『おかやま夢白桃』を出荷してくれてるんだけど、今年も『おかやま夢白桃』の圃場を絶賛拡大中。作業小屋の目の前も、まだ若い『おかやま夢白桃』の圃場です。
『そろそろおかやま夢白桃の木で切ろうと思っとるんがあるんです。うちは岡山でも早い時期からおかやま夢白桃を作っとるんですけど、最初の木がもう12年目かな。まだ行こう思ったら行けるんじゃけど先のことを考えて新しい木に植え替えようるんです。』
糖度自慢の大玉自慢、今や岡山を代表する品種になった『おかやま夢白桃』。お父さんの想いを継いで、今井さんは着実に『桃生産者』の道を歩んでいます。
  
有限会社漂流岡山 責任者 阿部憲三
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