行本健一さん

2011年5月25日

2011年もいよいよ果物シーズン間近!
正直、毎年夏の桃シーズン最盛期の殺人的な集荷&発送スケジュールことを思うと憂鬱になるんだけれど、そんなことを言っている場合ではない。全国には美味しい岡山の桃や葡萄を待っておりお客様がた〜くさんいらっしゃる。ビューティフルドリーマーチックに『永遠にシーズン前なら良いのにと・・・』と無駄にファンタジーなことを思いつつ、秋山さんの圃場に行ってまいりました。

時は5月の25日。
イオンのバイヤーさんと農産マネージャーさんをアテンドしつつ秋山さんの圃場に到着〜。
ブーブーバリバリと2ストサイレンサー無しのやかましい音を轟かせている秋山さん。何に乗っているのかと思えばこれ草刈り機(名前は何と『MASAO』。洒落か?)。
全国の皆様のご注文をいただきましたおかげで新車で購入したこの草刈り機。ミニ四駆をそのままデカクしたような形で、カラーリングもどこか安っぽくラメが入ってたりするところもミニ四駆。子供が喜びそうだ。
車体の下の部分にある黒くて大きいのが草を刈る部分。刈った草は袋か何かにまとめるわけではなく、ただ切りっぱなしで地面にばらまくことになる。刈った草も何かしら桃の栄養分になるんだからそれでいいじゃないかという発想だろう。
見た目どこかしらおもちゃっぽい草刈り機も、ハンドル周りを見れば『デフロック』とか書いてるし、意外とヘビーデューティー仕様。『デフロックがついてないと山登れんがな』と秋山さんに言われれば確かにその通りのプロ仕様でした。
草刈り『MASAO』クンの仕様を長々細かく書いても仕方ない。本題の秋山さんの畑。

昨年は花冷えで4月に霜が降ったりして受粉が散々。収穫量が前年比で60%とか、ありえない数字が出てたんだけど今年はどうだろう。
秋山さんは『今んところ順調』とのこと。
桃の木に目をやれば、なるほど桃の実がもうぷっくりと太ってきていて・・そうだな、ちょうど大粒の梅の実ほどの大きさだろうか。
収穫時期になると桃の表面は毛と言うよりも粉が吹いているようになるんだけど、まだ今の時点では毛がふさふさ。
ま、問題はこれから。それでも昨年は今の時点でたいへんなことになってたんだから昨年よりは良い感じです〜〜。
秋山さんのこの畑は『白鳳』(横綱に非ず、それは『白鵬』)がメインで早生などの新品種も植え始めている畑。一番古い白鳳の木は秋山さんよりも年上だと言うから30年物。
同行していただいたイオンの皆様。なかなか実際の桃畑で生産者さんの話を聞く機会はそうないらしく興味津々。
ただ市場経由で野菜や果物を集め、『モノ』を揃えるだけで消費者を納得させることが出来た時代はもう終わりで、作られている現場の想いやストーリー、そして商品そのものや生産している人の個性を理解したうえで提案しなければお客様は満足してくれない。『モノ』だけではなく『価値』を創造しなければお客様が買ってくれない。そんな時代になっているのだなと実感。
とりあえず今の時点ではこんな感じです。
これから山あり谷ありなんだろうけど、頑張って今年も美味しい桃を送ります。
秋山さんの桃の状態についてはまた報告を。

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