この町この人 軽トラ朝市と豚汁 遷喬尋常小学校
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「市場の評価は見た目が一番、次に味。これじゃぁおえん(ダメ)でしょう。」
なんとも岡山果物新聞としては嬉しいお話しをいきなり聞かせてくださったのはJA真庭久世支所の竹下経済係長。
「うちはレーザーセンサーを導入して味の安定には自信があります。しかも糖度を13度に設定してますからね、美味いですよ。
13度って言ったらええかげんな作り方しとったらクリアーできん糖度です。でもそれせんとね、今のお客様の志向には応えれんでしょう。」
見た目よりも味ってことでしょうか?
「もちろんそうです。でも実際はあたご梨は玉が大きいほうが味が乗りやすいですからね、それと丹念に大きい玉を作っている生産者のほうが、味もいいあたご梨を作ってますね。」
あ、なるほど。
「結局どこを向いて仕事をしょうるか言うことです。今までは目先の取引相手さんを見て仕事しょうて、段々と肝心のエンドユーザーのお客様との距離が開いて来とったんです。
これからの農業と地域の発展を考えたらこのままではおえんでしょう。
それでですね、久世は巡回営農指導をですね最近は徹底してやっとります。
この大きい玉なんかは1.4キロ以上あるんですけどね、一つの枝からより厳選された少ない数だけの玉で育てんとここまでは絶対に大きくならんです。これは現場で実際に剪定方法なんかを指導しながら、こう全体のレベルアップが図られてきた結果だと思うんです。」
なるほど
「消費者の方を向く言うたら最近の食の安全についてもそうです。
JA落合では不正農薬を取引しないことはもちろん、梨にかける紙袋に農薬をかけていた「防虫袋」も法律で禁止されている農薬ではないんですがより安全を求めて使用しない方向にしとります。
いや阿部さんホントの話しね、消費者の人の安全への関心が強いのはもうホントに良くわかるんでね。
もうとにかく出来る限りんところは徹底的に安全にこだわっていこう言うてそりゃぁもう必死ですよ。」
あ、わかります。
山陽町の新高梨生産農家の行本さんに農薬使用問題について尋ねたんですよ。そしたら速攻で行本農家の取り組みがメールで送られてきましてね、(注・1)「あ〜、安全に対しては生産者さんも真剣に取り組んでるんだって感じましたね。
「これからは安全を一番に考えんところは生き残れんでしょう。」
今日はどうもありがとうございました。
「あ〜〜ちょっと待って待って。
あのあたご梨の食べ方なんじゃけどな。
あ、はいはい。
「あたご梨は収穫してから温度の低い倉庫で追熟させんと甘味が乗らんで美味しくないです。」
はい。
「じゃから追熟が進んで熟しきった、1月を過ぎてから食べて欲しいんですよ。それまでに食べたら、甘さも足りんし歯応えもよくない、美味しゅうないんです。
あたご梨は一番持たそう思うたら三月ぐらいまで傷まずに食べれますからね、それまであせらずにゆっくり寝かせて(笑)、それから食べてください。」
あ、わかりました。
「これからはただ作るだけじゃのうて、よりおいしい食べ方とか、地域の取り組みとか、そんなんがわかってもらえるように頑張っていきます。」
今日はどうもありがとうございました。



コレどっちもあたご梨なんだす

 

 

 


どうです?

 

 

 


よう寝かせてから食べてつかぁさい

 

 

 


梨ワインもあるでよ

 

 


 



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